「月が出るような夜は、私を思い出してください。」中秋の名月の夜、そう書きおいてかぐや姫は月の都へ帰って行きました。
竹取物語に登場する かぐや姫が、物思いに月を見上げる様子を描いた懐紙です。懐紙の左下には、かぐや姫の持つ檜扇(ひおうぎ)を描いています。
来客の際、お茶菓子などに一枚添えるだけで華やかなおもてなしになります。
懐紙とは和紙を重ねて二つ折りにしたものです。元は、その名の通り懐(ふところ)に束ねて入れておき、手紙を書いたり、メモとして使っていたようです。
現在では、お茶席でお菓子をいただく際に使われることはもちろん、こぼれたものを拭いたり、お金を渡す際に包んだりと用途はさまざまです。小さいのでバッグに忍ばせておくと便利です。
サイズ:14.0 × 17.5cm
内容:30枚入